お迎えした子犬の散歩デビューは、飼い主もワクワクしますよね。
私も愛犬の初めての散歩は「外の世界にどんな反応をするかな」と楽しみでした。
しかし、いざ散歩させてみるとすぐに立ち止まってはいつまでも落ちている石や葉っぱを拾い食い。
思い描いていた散歩デビューと違った!という経験はありませんか?
拾い食いしたものは小石ほどのサイズであれば便と一緒に排泄されることも多いですが、胃や腸などの消化器官を傷つける恐れも。
大きな石やたくさんの砂、落ちていたゴミなどは、お腹の中で詰まれば命にかかわる危険性もあります。
私は過去に獣医さんから、「拾い食いする場合があるから気を付けて」と子犬の散歩について注意喚起されたことがありました。
実際に散歩させてみると、その場から動かずに、いつまでも落ちている物のニオイを嗅いで興味津々でした。
そのままにしていれば、石などを口にしていたと思います。
どうして食べ物でもない石や葉っぱを口に拾い食いするのか不思議ですよね。
実は、拾い食いには子犬ならではの理由や、体調が関係していることもあるのです。
いつまで拾い食いが続くのか、飼い主の立場としては心配ですよね。
そこで今回は、子犬が散歩中に石や葉っぱを拾い食いしてしまう原因と、その対策をご紹介していきます。
また将来、愛犬を家族や友人に預ける予定のある人もマナーだと思いますよ。預かる人も大変ですしね。
愛犬の拾い食いに悩んでいる人は必見です!
いつまで続く?子犬の拾い食いには8つの原因がある
子犬の時期に多くみられる石や砂、葉っぱなどの拾い食い。
いつまで続くのか、成長と共に収まるものなのか気になりますよね。
まずは子犬に拾い食いが多い原因をみていきましょう。
- 好奇心による自然行動
- 乳歯の生え変わりで歯がかゆい
- 落ちているものからおいしそうなニオイがした
- お腹を壊している
- 体のミネラルが不足している
- ストレスを感じている
- 病気が影響している
- 飼い主の気を引こうとしている
子犬は何にでも興味津々で好奇心旺盛。
たとえ石でも気になったものを見つければ、とりあえず口に入れてみたりかじったり。
興味を引くものが落ちていれば、いつまでもニオイを嗅いでこれが何かを確認します。これは犬として自然な行動なのです。
子犬は生後半年以降に歯の生え変わりが始まります。歯がむずがゆく感じるので、この時期はなんでもかじりたがる傾向が。
いつまで続くかというと、歯が永久歯に生えそろうまでは色々とかじりたがるでしょう。
特に、固い石はかじりたくなってしまうのかもしれません。
例えば、人間がバーベキューやキャンプをして石や砂に味がついていると、食べ物と勘違いして拾い食いすることがあります。
子犬の時期はストレスを受けるとお腹を壊しやすいです。胃がむかむかするような消化不良を起こしていると、石や砂を食べることがあります
普段の食事のバランスが悪く、栄養不足の状態になると石や砂を食べてしまうことも。不足したミネラルを補うためにみられる行動です。
生活の中でストレスを感じている場合に、石を食べるような異常行動がみられます。
成犬になってもいつまでも拾い食いをやめない場合は、ストレスが原因となっている可能性も考えられます。
「異食症」といって、ホルモンバランスが崩れるような疾患にかかっていると、石や葉っぱを口にすることがあります。
子犬が石や砂、葉っぱを口にしたときに飼い主が大きなリアクションを取っていると、「かまってくれている」と勘違いします。
遊んでもらおうとして毎回拾い食いをしてしまうのです。
こんなにも拾い食いの原因がたくさんあることに驚いてしまいますね。
まずは、体調からくる原因なのか、犬の習性としてみられる自然なものなのかを見極めましょう。
好奇心などの自然行動が理由となっている場合は、いつまで拾い食いが続くのか不安ですよね。
個体差はありますが、いつまでも続くことのほうが少ないです。成長と共に落ち着くことがほとんどですので安心してください。
ただ、拾い食いをする癖がつくとよくないので、ある程度の対策は必要です。
私の友人の話ですが、子犬期の石の拾い食いに悩んでいたことがありました。
拾い食いがいつまで続くかも分からなかったので、公園での散歩をやめて、河川敷のアスファルトを歩くようにしたそうです。
道に落ちているものが少ない散歩コースへ変更することで、拾い食いの習慣をつけさせないようにしたのです。
いつまで子犬の拾い食いに注意していればよいか、個体差や原因によってばらつきがあります。
こうした工夫は飼い主のストレスも減って、散歩を楽しめそうですね。
拾い食いを甘くみるな!石や葉っぱを食べるとこんな危険が!?
拾い食いがいつまでも直らないと、成犬になっても家の中や外関係なく誤飲するようになってしまいます。
「いつも便と一緒に排泄されているから大丈夫」なんて甘い考えは、あなたの愛犬を命の危険にさらします。
石などの消化できないもの飲み込んでしまうと、胃や腸を傷つけて炎症を起こす恐れがあります。
消化できないがために、いつまでも胃に残り続けて胃もたれや胸やけで調子が悪くなってしまうのです。
たとえ排泄と共に誤飲したものが出ていても、体内に石が入った時点で体を傷つけてしまいます。
誤飲からくる体調不良にはこのような症状があらわれます。
- 食欲がなくなる
- 下痢をする
- 便が出なくなる
- 嘔吐をする
- 元気がなくなる
通常、飲み込んでから1~2時間ほどであれば、口から吐き出させる処置をします。
最悪のパターンなのが、誤飲したものが大きくて吐き出せない、誤飲してから時間が経過していて
胃や腸に詰まってしまっている状態です。
この状態になると、命を落とす危険性が高いので手術をして異物を取り出すことが必要となります。
拾い食いをいつまでも甘くみていると愛犬を苦しめる事態となってしまうので、飼い主としてしっかり対処しましょう。
子犬の拾い食いはこれで解決!6つの拾い食い対策
いつまでもやめない子犬の拾い食いにはどう対応すればよいのでしょうか。
いくつか対策があるのでご紹介します。
拾い食いがいつまで続くのか悩んでいる人は必見ですよ。
- 歯のかゆみ対策で噛み応えのある固いおもちゃで遊ばせる
- ストレスを解消させる
- 散歩コースを変更する
- くわえたものを離させるしつけをする
- 拾い食いをしたときに飼い主はリアクションを取らない
- 明るいうちに散歩する
固いガムでも効果があります。歯固めできるおもちゃの使用で、外で石を食べることを防ぎましょう。
普段から留守番が多い場合、ストレスが溜まっている可能性があります。
時間があるときは充分遊ぶ、適度に散歩へ連れていくことで、ストレスが解消されて、拾い食いの頻度も減るかもしれません。
石や葉っぱ、砂が少ないアスファルトのコースがおすすめ。そもそも拾い食いできるものがない散歩コースへの変更は手っ取り早いですよ。
家でおもちゃを口から離させるしつけをしておくことも有効です。
おやつを用いて「離せ」などの短い言葉をかけて、犬がおもちゃを離したら褒めます。
時間はかかりますが、覚えれば今後の誤飲のリスクがかなり減りますね。
あなたが大きな反応をすればするほど、子犬は飼い主が喜んでいると勘違いします。拾い食いがいつまでも続く原因となるので、冷静に対応しましょう。
子犬が石を口にしたら何もリアクションしないですぐにやめさせることが大切です。
落ちているものが見にくい夜の散歩は避けましょう。
暗い時間帯に散歩に行く場合は、明るいライトで道を照らし、落ちているものを飼い主が発見できるようにしてください。
これらの拾い食い対策は、体調不良以外の原因に有効です。
まずはあなたの子犬の体調を見直したうえで実践しましょう。
私も愛犬にはくわえたものを離すしつけをしています。拾い食いにはもちろん、室内でのいたずら対策にもなるのでしつけておいて損はないですよ。
石や砂の拾い食いがいつまで続くのかと悩んでいる人は、愛犬に合う方法を試してみるとよいでしょう。
まとめ
- 子犬が拾い食いをしてしまう8つの原因を徹底解説
- 拾い食いを甘くみると体調を崩す危険が潜んでいる
- いつまでも子犬に拾い食いさせないための6つの対策をご紹介
「いつまで拾い食いが続くの?」と悩んでいる飼い主に向けて、子犬の拾い食いについてをご紹介しました。
その原因は多岐にわたり、ストレスが関係している場合もあるのはびっくりでしたね。
場合によっては体調不良や命につながる危険もあるので拾い食いは軽視できないです。
成犬になるにつれて拾い食いの頻度は減っていくことが多いのですが、愛犬の健康を考えるとしっかり対策していくのが安心ですよ。
あなたの愛犬がいつまでも健康で過ごせるように、子犬の拾い食いに悩んでいる人はぜひ参考にしてみてくださいね。
いろいろ試したけどやっぱり効果がない場合は、一度しつけを考え直した方が早い可能性があります。
- どうしても愛犬のしつけが思うようにいかない
- 噛みつき、拾い食い、他の犬と仲良くできない
- 思い描いていた理想の愛犬生活と違う
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