人間は言葉を発して意思を伝えたり、周りの人とコミュニケーションを取ります。
しかし、犬は言葉を発せないので吠えることで意思を伝えてきます。
飼い主が構ってあげられないとき、うるさいほどの大きな声で吠えるわけでもなくキュンキュンと鳴くのを聞いたことありますよね?
犬が甘え鳴きをするのは子犬の時だけではありません。
成犬になっても甘えたい気持ちは同じです。
私も仕事や家事で愛犬に構ってあげられないときに、甘え鳴きをされることがよくあります。
うるさいほど鳴くので構ってあげてしまうことも。
そうしていると甘え鳴きをする頻度が今までより多くなってきたのです。
甘え鳴きへの対処法が分からないまま過ごすうちに、ひどくなって頭を抱えている飼い主さんも多くいるのではないでしょうか。
もしかしたら、良かれと思ってしていることが悪循環になっているのかも。
それでは、うるさいほど鳴き続ける場合、どのようにやめさせれば良いのでしょうか?
それは無視!
難しいようで簡単な方法であなたと愛犬の生活も激変。
お互いにノンストレス。
独自で調べたり、友人や動物病院の先生にも聞いて行き着いた結果です。
この記事を読めばあなたもきっと理解できるでしょう!!
キュンキュン鳴く成犬の甘え鳴きすべき3選!
成犬になった愛犬がキュンキュンと鳴くのが続いてうるさいときはどう対処すればよいのでしょうか?
- 無視をする
- 十分な運動・散歩を心がける
- 適度な関係を保つ
1.無視をする
一番有効的なのは無視です。
吠えていても仕方がない、構ってもらえないということを理解させるのが第一です。
ここで大切なのが「飼い主が強い信念で無視をする」ことです。
無視をしてすぐには鳴きやみません。
一度、甘え鳴きがひどくなり、うるさい!となってしまいますが、ここの山場を越えないと意味がありません。
2.十分な運動・散歩を心がける
→成犬になってから十分な運動や散歩をさせてあげていますか?吠える方にエネルギーが使われているのかもしれません。
キュンキュン鳴くことによって「散歩に連れて行って」と訴えているのかも。
まずはうるさいほど鳴く理由をつぶしていきましょう。
3.適度な関係を保つ
子犬から成犬まで、短い時間お留守番させることもなくずーっと一緒にいたりしていませんか?
人間もたまには一人になって息抜きをしたいですよね。
犬も同じです。一緒にいることが当たり前になっていた成犬が、いきなりお留守番や飼い主と離れることが起きると、うるさいくらいに甘え鳴きが続いてしまいます。
留守にしているときに鳴き続けてしまうと、知らないところで近所の方に「うるさい」と思われてしまうかもしれません。
- 短時間の留守番から慣らす
- 飼い主の匂いの付いたものを置いておく
- 知育玩具を与える(誤飲の恐れのないもの)
上記のような対応を徐々に行っていくことが大切です。簡単にはよくならないので、一人で抱えこまないようにしましょう。
獣医師やドッグトレーナーに早期に相談するのも手です。
成犬が甘え鳴きをする4つの場面とは?
吠えることがコミュニケーションを取る上で欠かせない犬は、子犬から成犬へ成長をしても声を発して私たちに気持ちを訴えかけてきます。
もちろん、家族として迎い入れた犬は成犬になるまでに、一緒に生活をするうえで必要以上に吠えないことや、無駄吠えをしないことをしつけされます。
しかし、どうしても気持ちを伝えたいときって私たち人間にもありますよね。
びっくりしたときや興奮したときは思わず声が出てしまうこともあります。
それでは、成犬が吠えるときはどんなときでしょうか?
- 要求をしているとき
- 警戒をしているとき
- 不安を感じているとき
- 楽しいとき・興奮しているとき
1.要求をしているとき
「遊んでほしい」「構ってほしい」など吠えて気持ちを伝えてくることがあります。
2.警戒をしているとき
家に他人が入ってきたときや、初めてみるものに吠えることがあります。
初めは不安に思うけれど、怖がらなくてよいことを教えていくことが必要です。
3.不安を感じているとき
いつも一緒にいる飼い主さんがいないときや、見えるところにいないときに心細くなって鳴くことがあります。
あまりに鳴くのが治まらないときは「分離不安症」かもしれません。
適切な対処をして時間をかけて治していきましょう。
4.楽しいとき・興奮しているとき
たくさん走り回ったり、飼い主さんとおもちゃで遊んでいるときに出てしまう吠えは、興奮状態からきています。
興奮状態にまでなったときは一度遊ぶのをやめ、クールダウンさせると犬も落ち着きを取り戻します。
子犬と成犬のキュンキュン鳴く甘え鳴きをする理由に違いはあるの?
愛犬が子犬の時を思い出してみてください。
まだ家に来たばかりの時は、夜中にキュンキュンと夜泣きをしたり「ゲージから出して!遊ぼう!」と高い鳴き声で誘ってきたのではないでしょうか?
子犬の場合
- 社会化ができていない
- 相手との距離感がつかめていない
- していいことと悪いことの区別がついていない
- 元気が有り余っているため寝付けない
上記のような理由から、激しい要求吠えや甘え鳴きを繰り返えします。
そして成犬は以下のような理由から甘え鳴きをすることが多いようです。
- 飼い主に甘えたい
- 退屈して暇なので構ってほしい
- 要求を伝えたい
子犬のころの鳴く理由と大差はありません。
子犬のように成犬になっても甘えたいときはキュンキュンと甘え鳴きをします。
知人の愛犬は吠えていけないことを理解しているため、「ワンワン」と吠えることはありません。しかし、小さい声でキュンキュンと鳴くのです。
しつけされている成犬の場合は、自ら抑えて「うるさい!」と怒られないように工夫している子もいるかもしれませんね。
まとめ
- うるさいほどの甘え鳴きには無視を貫こう!
- 成犬でも気持ちを伝えたいときは吠えてしまう!
- 甘え鳴きをする理由は子犬も成犬もほぼ同じ
ここでは成犬とひとくくりにまとめましたが、成犬と言っても幅広いですよね。
1歳になったばかりの成犬と、シニア期(小型犬の場合7歳頃からシニア期に移行)よりの成犬とでは、落ち着きの有無や健康状態なども違います。
うるさいほど甘え鳴きをしているのかと思っていても、もしかしたら身体のどこかに不調を感じて飼い主に訴えているのかもしれません。
また、認知症の症状が出てきて、人間が赤ちゃん返りをするように、子犬のように甘えてきている可能性もあります。
うるさいからと無視を徹底したり運動や散歩を増やしたりして対処するだけは気づくことができませんよね。
愛犬のライフステージを踏まえた上で、それに合わせた甘え鳴きへの対処が必要とされます。
成犬ならではの甘え鳴きに適切な対処を心がけることで、愛犬の甘え鳴きは良くなります。
強い心をもって向き合っていきましょう。
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