犬を飼いたい!と思う人はたくさんいるかと思います。
その可愛さから一緒に暮らすことに憧れを抱きますよね。
しかし、犬を飼うとできなくなることはたくさんあるのです。
私は一人暮らしをしていますが、犬を飼っています。
留守番をさせることが多いので、毎日できる限りスキンシップを取り、休日は一緒に出掛けることもありますよ。
犬を飼うと生活は犬中心になります。
人間主体の自己中心的な生活では、病気になってしまうことも。
「やっぱり飼わなければよかった」なんてことにならないように、ぜひ覚悟を決めてから飼うかどうかを決断してほしいです。
これから犬をお迎えしたいと考えている人へ向けて、犬を飼うとできなくなることや犬との暮らしについてご紹介します。
犬を飼うとできなくなる4つのことを解説!犬中心の生活になることを覚悟しよう
今までの生活とは一変して、犬を飼うとできなくなることは結構あります。
どのように生活が変わるかをご紹介していきますね。
- お金がかかる
- 自分の自由時間が減る
- 長時間家を空けられない
- 旅行は犬が同伴できる場所に限られる
1.お金がかかる
特に最初はケージやお散歩グッズなど揃える物が多いのでお金はかかります。
迎えたあとも、トイレシーツやエサ代は定期的に必要です。
また、季節によっては自分が家を空けている間も冷暖房はつけたままになるので、電気代も増えるでしょう。
健康維持のために定期的に病院に行く必要もありますし、トリミングに通う場合も。お金は想像以上にかかることを覚悟しておいたほうが良いです。
2.自分の自由時間が減る
犬飼うとできなくなることの代表的な1つが自分中心の生活を送ることです。
生活リズムを崩さないためにも、エサは決まった時間に与えることや毎日の散歩は欠かせません。
自分の身の回りの世話をすることができないので、飼い主であるあなたが毎日きちんとお世話をしてあげる必要があります。
疲れていたとしても散歩に連れ出し、毎日のコミュニケーションも健康には欠かせません。
たとえあなたが忙しくてもお世話は蔑ろにすることはできないのです。
3.長時間家を空けられない
もちろん飼い主にも仕事があるので、留守番をさせることはやむを得ないでしょう。
ただ、朝から夜遅くまで長時間させ続けることは避けたいです。
ストレスも溜まりますし、夜のエサの時間がずれると体調を崩す恐れもあります。
心身の健康のためにも、飼い主の生活リズムを考慮して迎え入れるかどうかを決めてほしいです。
4.旅行は犬が同伴できる場所に限られる
犬を飼うとできなくなることには旅行も含まれます。
家に残して人間だけで旅行をすることはもちろんNG。
誰か一緒に留守番できる人がいないのであれば、ペットホテルなどに預ける必要があります。
ただ、普段の生活と環境が変わると体調を崩したり、ほかの人にお世話をされることをストレスに感じたりする性格の子もいるでしょう。
その場合は基本的にどこかに預けることができないので、一緒に旅行に連れて行くか、旅行に行くこと自体を諦める必要があります。
また、旅行はペットと泊まれる宿泊施設に限られるので、行き先が制限されることも。
観光先でもペット禁止の場所もあるので注意が必要です。
人間よりも犬が快適に過ごせるかどうかを基準に旅行計画を立てることが求められます。
「可愛いから飼いたい」という半端な気持ちで迎えてほしくはありません。
自分の生活スタイルを考慮して、一緒に暮らすことが本当に可能かどうかよく考えましょう。
私も愛犬を迎えるときは本当に悩みました。
今の仕事の状況や金銭面などをしっかり考慮したうえで、決断したのです。
実際に、甘い考えで飼い始めてすぐに手放すような悲しい事例もアリ
10年以上家族として暮らすことになるので、犬を飼うとできなくなることを理解したうえで決断しましょう。
働きながら犬を飼うのは大変?働く飼い主が注意したいこと
仕事で日中は家にいないけど、犬を飼っている人もいますよね。
誰かが家にいるのならばその人にお世話を任せられますが、そうでない場合は大変です。
私は一人暮らしなので、仕事に行っている間は留守番をさせています。
私の場合ですが、慣れるまでは大変だったことがこの2つ。
- トイレを覚えさせる
- 出勤前と帰宅後のお世話に慣れる
最初は留守番ができるようにトイレの場所を教えるのですが、やはり短時間では覚えられません。
飼い始めてすぐの頃は、仕事から帰宅したら失敗したトイレの後始末が恒例でした。
疲れて帰ってきて、悲惨なことになっていることもしばしば。
これは犬を迎えたら誰しもが経験することではありますが、さすがに辛いときもありましたよ。
また犬を迎えてからは、今までよりもさらに早起きして散歩に連れ出すようになりました。
仕事から帰宅後も散歩に行くので、最初は生活リズムの変化に慣れるのが大変です。
もちろんこれ以外にも大変なことはたくさんあります。
体調を崩して通院が必要になれば、時間を作って病院に連れて行かなければなりません。
運動量の多い犬種であれば、一度の散歩で1時間以上の運動が必要なこともあります。
犬を飼うとできなくなることは多いので、働きながら飼う大変さも念頭に置いておきましょう。
あなたは犬を迎えられる?確認しておいてほしい4つの覚悟
家族が増えるという責任感を持って飼う決断をすることが大切です。
覚悟してほしい4つのことをご紹介します。
- 犬の生活に合わせられるか
- 金銭的な余裕
- 最期まで看取れるか
- 責任を持ってしつけができるか
1.犬の生活に合わせられるか
まずは暮らしやすい環境を準備する必要があります。
寒くて家を出たくないときでも散歩は欠かせません。
自分の自由な時間は少なくなり、犬を飼うとできなくなることは多いのです。
快適な暮らしでなければすぐに体調に変化が現れるでしょう。
お世話をする余裕があるのかをしっかりと考えることが大切です。
2.金銭的な余裕
食費はもちろん、病院代から消耗品、ケアなど様々なことにお金はかかります。
金銭の余裕のなさからお世話を投げ出すことはご法度です。
現実的ではありますが犬の幸せのためには重要なことですので、少しでも経済的に不安があるなら勢いで飼うことはやめましょう。
3.最期まで看取れるか
犬の平均的な寿命は15歳ほどで、長生きで20歳まで生きる子もいます。
飼い主が高齢で犬の介護ができない、飼い主が先に亡くなるなんて事例もあります。
犬の寿命がくるときまでお世話ができるか考えておきましょう。
4.責任を持ってしつけができるか
ある程度のしつけは、周りとのトラブルを防ぐためにも必要です。
しつけを怠って、よく噛みつくような性格になる場合だってあります。
時間がかかるので、根気よく向き合う覚悟を持ちましょう。
生半可な気持ちでは犬との暮らしは上手くいきません。
むしろ病気になってしまう恐れもあります。
自分の思うようにいかないこともたくさんあるので、紹介したうちのどれか1つでも不安があるならば、諦めも肝心です。
毎日が楽しい!犬と暮らす7つのメリットであなたも幸せに
犬を飼うとできなくなることも多いですが、それ以上に楽しいこともいっぱいです。
続いては犬を飼うメリットをご紹介しますね。
- コミュニケーション能力が高まる
- 知り合いが増える
- 外に出かける機会が増える
- 規則正しい生活を送るようになる
- 家が明るくなる
- 疲れを癒してくれる
- 愛情を感じられる
1.コミュニケーション能力が高まる
散歩や動物病院で声をかけられることが増えます。
特に散歩は毎日決まった時間に行くと、同じ散歩仲間を見かけるように。
フレンドリーな性格であれば犬同士でお友達になることもよくありますよ。
もちろん飼い主同士の輪も広がって、コミュニケーションの幅がグンと増えます。
「可愛い」「触ってもいいですか」と声をかけられる機会も多いでしょう。
自分の愛犬に興味を持ってもらうことって結構嬉しいですよ。
2.知り合いが増える
先ほどのコミュニケーションの輪が広がることで、一緒にドッグランやドッグカフェにお出かけするような仲になることもあります。
犬を通して友人が増えるなんて素敵ですよね。
今はSNSも盛んなので、ネット上からつながることもよくあるでしょう。
3.外に出かける機会が増える
次第に、一緒に行きたい場所ややりたいことが増えていきます。
ドッグカフェやドッグラン、景色の良い場所やイベントなど様々です。
キャンプや山登りなんかも人気ですね。
あなたに新しい景色をみせてくれますよ。
今まで興味のなかった場所でも、愛犬と一緒なら特別な思い出になるはずです。
4.規則正しい生活を送るようになる
犬の生活に合わせるようになるので、休みの日でも早起きして散歩に連れて行きますし、愛犬のために夜更かしも減りますよ。
散歩は飼い主にとっても良い運動になるので、以前よりも健康的な生活となるでしょう。
5.家が明るくなる
家族で暮らす家庭であれば、犬がやってきたことで家族間の会話も増えてより明るい家庭になりますよ。
面白い行動、可愛い姿に人間同士のコミュニケーションも活発になることでしょう。
1人暮らしであればなおさら寂しさがなくなります。
自分の帰りを待つ存在がいることは、心の安定にもつながるのです。
6.疲れを癒してくれる
存在しているだけで、あなたのストレスを吹き飛ばしてくれます。
犬は人の気持ちに敏感なので、あなたが落ち込んでいたら寄り添って慰めてくれることも。
疲れていても可愛い健気な姿をみると癒されること間違いなしです。
実際に、「セラピー犬」という、人の心を癒すことがお仕事の犬もいるくらいです。
犬と触れ合うことで幸せホルモンが分泌されるのですね。
7.愛情を感じられる
飼い主への愛情を全力で表現してくれます。
あなたの帰宅を大喜びしたり、撫でてほしくて甘えてきたり。
いくつになっても飼い主を信頼し続けて無償の愛情を与えてくれるのです。
実際に犬を飼っている私も、これらのメリットには全力でうなずけます。
それくらい私たち人間に与えてくれるものは大きいのです。
まとめ
- 犬を飼うとできなくなることはたくさんあり、犬中心の生活になる
- 働きながら飼う場合は少ない時間を割いてでもきちんとお世話をする
- 金銭面、生活面に余裕があるかどうかを再確認してから犬を迎える決断をすること
- 飼うことを諦める判断も必要
- 犬から得られる幸せは計り知れないほどある
今回は犬を飼うとできなくなることや飼う前に注意してほしいことをご紹介しました。
生き物を迎える責任は重大ですが、犬との暮らしはたくさんの幸せを感じられます。
私たちを癒して笑顔にしてくれますし、新しい発見を教えてくれることでしょう。
犬を飼うとできなくなることも多く、大変な思いをするときもありますが、きっと家族に迎えて後悔する人は少ないはずです。
犬を迎えたいと考えている人は、できなくなることや多くの覚悟が必要だということを覚えておいてくださいね。
とはいえ、大変さ以上にたくさんの幸せが待っていますよ。
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