犬は群れを形成するのはご存知ですか?
犬は元々群れで狩りをしたりして行動し暮らしていきます。そこで、自分の地位や関係を守ろうとする心理が働くと言われています。見ず知らずの存在に自分の地位や関係を乱されることを嫌う心理が、嫉妬という感情として生まれます。
犬の嫉妬の対象は様々。
- 新しくお迎えした、犬や猫などの動物たち
- 飼い主が「可愛い〜」とかまう別の犬や猫
- 飼い主のパートナーや、赤ちゃん、子供
- テレビやパソコン
一番身近な、スマートフォンにまで嫉妬しヤキモチをやきます。
飼い主が別物に向いてしまうものに嫉妬。
実際、私の友人は猫二匹と犬を飼っています。
猫が元々先に住んでおり、お姉ちゃん猫とお兄ちゃん猫がいます。ですが、後から入ったい犬は飼い主が大好きでひどく嫉妬するそうで。飼い主が、スマートフォンやパソコンをしてると構えと言わんばかりに、前足をかけてくるみたい。また、先住猫にかまっているとすかさず寄ってくるんです。
それにあきれて先住猫たちは、逃げていくそうですが飼い主もその嫉妬には大変な思いをしているそうです。このように飼い主さんが大好きな犬は、飼い主さんの愛情を独り占めしたいのでどのようなものでも対象になります。
飼い主さんの愛情や関心を独占したいのでそういった感情が嫉妬の原因になるんでしょうね。
今回はそんな愛犬の嫉妬について書きました。
この記事を読むと今よりもずっと犬との接し方が理解できコミュニケーションが深まりますよ。
犬が嫉妬したときに見せる行動6つと判断ポイント4つ

実際に犬を飼うと毎日いろんな発見があるのではないでしょうか?
私の場合はそんな連続でした。
一生懸命に飼い主にアピールしてくれるので本当に嬉しいし可愛いですよね。
その中でも嫉妬に特化した行動と判断ポイントを紹介します。
犬が嫉妬したときに見せる代表的な行動6つ
飼い主の体を舐めたり、前足をかけたりして甘える。
自分に関心が向くように、「ねぇ、こっち見て。私をかまって」と吠えたりする。
飼い主と嫉妬の対象の間に強引に割って入ろうとする。
飼い主や嫉妬の対象に向かって吠えたり、唸ったりし噛みついてしまったり、物を壊してしまったりします。
飼い主が話しかけても、全く見向きもせす無視。
飼い主が自分以外のものに夢中になると、引っ付いてこなかったり、別の部屋に行ったり、顔を合わせてくれなかったりします。
どれも愛らしくていいのですが・・・。でもやっぱり度が超えると嫌ですよね。
犬の表情や仕草から嫉妬を感じているかどうか判断できるポイント4つ
- 不機嫌そうな表情をする
- ため息をつく
- すねる
- 自分の足などを執拗に舐める
が挙げられます。
上記の行動や仕草、表情などを見逃さないことが大事です。
先ほどお話しした友人宅の犬は、すごい勢いで甘えてきたりストーカーがひどくなるみたいですよ。ですが、毎回毎回構っていると大変ですし、わがままな犬になってしまうと悩んでいました。
この他にもあなたの愛犬ならではの行動もきっとあると思いますよ!
犬の嫉妬を防ぐ方法や対処法

犬の嫉妬を防ぐためには、飼い主さんが愛情や関心を公平に分け与えることが一番大切になってきます。どちらかに傾いてしまうと、犬は嫉妬しヤキモチをやいてしてしまいますので。
嫉妬の対象になっている動物や人、物に対して、犬に紹介したり触れ合わせたりしてみましょう。
そこで仲間だと認識させてみましょう。また、嫉妬したときに問題行動を見せた犬に対しては、叱ったり無視はしない。ここで叱ったり無視したりすると、さらに落ち込んで負のループに陥ります。
なので、落ち着かせたり褒めたりすることで安心感を与えるようにする方が良いと言われています。
嫉妬して、心が不安な状態に陥ってるのでここで大好きな飼い主さんに気にしてもらえたり褒めら得たりすることで、不安な状態から解放されるのです。
私の友人は、先に先住猫を構ってその後で、愛犬を構うようにしています。
愛犬が嫉妬しているからと、愛犬ばかり構うようになると先住猫たちもストレスになるので、そこは徹底することを第一に。その代わり、構ってあげるときは思う存分構ってあげています。これってかなりの効果があるそうですよ。
犬の嫉妬が引き起こす問題やリスクとは?ストレスは絶対NG!!

犬の嫉妬が長期化すると、ストレスや不安、攻撃性などの心理的・行動的な問題を引き起こしてしまう危険性があります。嫉妬が飼い主さんや他の動物や人に危害を及ぼす可能性も。
今まで全く噛みついたりしなかった犬でも
- 噛み付くようになる
- 嫉妬対象の人や動物に、唸る
- 犬自身の健康にも悪影響を与える
嫉妬から対象の人や物などを攻撃したりしてしまう犬よりも、そんな行動をしないおとなしい犬の方が注意が要注意なんですよ。
ストレスが溜まり続けてしまうと、胃腸障害や、自傷行為などの深刻なトラブルが起こる。
自分の前足や体を噛んだり、執拗に舐めたりするようになってしまうのです。
そうなると、炎症が起こってしまう危険もあるので注意が必要しましょう。
うちの場合は、ストレスが溜まると手や足をたくさん舐めてしまいます。なので、舐め始めたときにどうしたらいいのかと思っていたらペットショップの店員さんからおもちゃを勧めてもらいました。
鹿の角のおもちゃ。天然素材で安心ですよ。
前足などを舐めたり噛んだりするときにそのおもちゃを渡すと気に入ってそれを噛むのに夢中になってくれます。それを渡してからは、前足などを舐めるのも噛むのもマシになりましたよ。デンタルケアも同時にできるのがオススメ。
なので、そういうおもちゃを与えてあげるのも私の体験談としてはいいかもしれません^^
まとめ
- 犬が嫉妬する時の行動には不機嫌になったりいろいろ
- 嫉妬への対処は感情的にならない
- 愛犬にはストレスを与えないように注意する
犬と飼い主さんの信頼関係を築くことが、犬の嫉妬を防ぐ最善の方法になってきます。愛情は与えないといけませんが与えすぎは禁物。
特に犬や猫などを同時に飼っている人は注意した方がいいと思いますよ。可愛がってあげる順番やお気に入りのおもちゃなどを探すと気が紛れると思います。
それぞれ犬の個性もあるので全てが当てはまるわけではないので、あなたの愛犬に合う対処法を見つけてもらえればと思います!
以上、少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント