マンションなどの集合住宅でも室内で飼うことができる小型犬は様々な犬種がいます。
チワワやトイプードル、ポメラニアンなどの毛量が多くモフモフしている犬種とはまた違う、ミニチュアピンシャーについて、あなたは良く理解していますか?
「小型犬だから」「マンションでも飼えるから」と安易に迎い入れると、飼いにくいと感じることにぶち当たり、後悔してしまうかもしれません。
私自身、散歩やドッグランで出会うミニチュアピンシャーは、疲れ知らずの走り屋が多い印象でした。
ミニチュアピンシャーならではの身体的特徴により、飼いにくいと感じてしまうことを知っておくと、事前に対策をしたり、迎い入れた後の暮らしを想像することができます。
そうすることで理想と現実のギャップから後悔を感じることも少なくなるでしょう。
飼ってから理想と大きくかけ離れたり、散歩の時間が取れないなどの理由で育犬ノイローゼになる人も少なくありません。
また、悲しい後悔をしないために、しつけのコツとかかりやすい病気も知っておきましょう!
既にミニチュアピンシャーを飼ってしつけや問題行動でお困りの方はいませんか?
計り知れない運動量にビックリされた人も多いと思います。
子犬だからと思って甘やかしていると、ますます問題行動がエスカレートする可能性も。
そんなときは一人で悩んでも仕方ありません。
犬の訓練施設 兼 ワンコ専用ホテルとして30000頭以上の犬と接してきた飯島志保先生のオンライン教材であるイヌバーシティがあなたのお役に立ちますよ。

ミニチュアピンシャーって飼いにくい?!後悔してしまうこと5つ

小型の犬種であるため、チワワやトイプードルのように室内飼いに向いているミニチュアピンシャー。
しかし、残念ながら「小型犬人気ランキング」や「飼いやすい小型犬ランキングではランキング圏外なことが多いのです。
「ミニチュアピンシャーは小型犬だから飼いやすい♪」とサイズ感から安易に飼うことを決めてしまうのは良くありません。
飼って後悔した犬種ランキングTOP5!
ミニチュアピンシャーは飼いにくい!と、後悔してしまうことを5つ挙げてみます。
- 頭がとても良い
- 警戒心が強く、勇敢な性格
- 運動量が大型犬並み
- 毛が抜けやすい
- 寒さに弱い
ミニチュアピンシャーは頭がとても良い犬種です。
そのため、迎い入れた直後からの服従訓練が出来ていないと、リーダーと見なしてもらえません。飼い主を信頼していないとしつけをするのも難しくなるでしょう。
犬を飼うのが初めての初心者は飼いにくいと思ってしまうかもしれません。しつけが上手くいかず問題行動が多くなると後悔してしまう人も多いです。
体は小さいですが、勇敢な性格の持ち主のミニチュアピンシャー。
強い警戒心も持ち合わせているため、仲間である家族を守るため知らない人や犬に吠えることもあります。先述したように、しつけることに自信がなかったり経験がない人は飼いにくいと思ってしまうでしょう。
より良い愛犬との生活を送るためにも根気よくしつけをして、無駄吠えをしないようにする必要があります。
チワワやトイプードルと同じ小型犬に分類されるミニチュアピンシャーですが、実は運動量は大型犬並みです。
ドッグランでものすごい速さで駆け抜けるミニチュアピンシャーを見たことがある人も多いのではないでしょうか?
小型犬だからと言って、短い時間の散歩や室内で遊ぶだけだと体を動かせず相当なストレスを抱えてしまいます。
適度な運動をさせずにいると肥満や病気につながって後悔することも・・・。愛犬の健康のために毎日の散歩を習慣づけて行うことが出来ない人は飼いにくいと思ってしまうでしょう。
ミニチュアピンシャーの毛質は短毛であるのが特徴です。
毛が伸びる長さには限りがあるため、トイプードルのように定期的なカットなどは不要です。しかし、生え変わるスパンが短いため毛が抜ける犬種であると言われています。
人間のまつ毛のような毛が服やソファーなどについて、毛足が長いものだと取るのが大変と言われています。
ペットを飼うこと自体が初めての人や、抜け毛の処理が大変で飼って後悔した!と思ってしまう人には飼いにくい犬種と言えるでしょう。
短い毛で覆われているミニチュアピンシャーは、皮下脂肪も少ないため比較的寒さには弱い犬種と言われています。
また、保温効果のあるアンダーコートがないシングルコートの犬種でることも寒さに弱い理由のひとつ。
寒い時期は全身を覆うことのできるオーバーオールの服を着ているミニチュアピンシャーをよく見かけます。
他犬種の飼育経験がある方でも、「ここまで寒がりだとは思わなかった」と感じる人も多いようです。特に気にかけてあげることが大切ですね。
ミニチュアピンシャーについて知ろう!

ミニチュアピンシャーの特徴から飼いにくいと思ってしまう点を紹介しましたが、そもそもミニチュアピンシャーに対してあまり詳しく知らない方も多いのではないでしょうか?
見た目が似ていることから、ドーベルマンを小型化した犬種と考えている人もいるはず!
ここではミニチュアピンシャーについてご紹介しますね。
- 身体の特徴
- 毛色の展開
- ミニチュアピンシャーの歴史
- 性格
引き締まった筋肉質な体つきをしていて、全身短毛のシングルコートで覆われています。
サイズは25~30センチほどの体長と体高が標準とされており、体重は4~6キロが標準です。
「ハックニー」と呼ばれる、競走馬のように前足を高く上げながら歩く姿は、引き締まった身体も相まって魅力的に見えます。
バイカラー(2色構成)の「ブラック&タン」「チョコレート&タン」や、「レッド」系と言われる単色の毛色もあり、赤みが強い茶色から濃い茶色までバリエーションがあります。
身体的特徴から、「ドーベルマンと似ている!」「ドーベルマンを小さくした犬種」と思われる方もいるかもしれませんが、ドーベルマンより100年ほど長い歴史があり。
祖先犬は中型のヘル・ピンシェルといい、ドーベルマンとの祖先犬と同じですが、ネズミなどの駆除をしやすくするために他のダックスフンドなどの小型犬との交配を繰り返し19世紀ごろには現在の姿になったと言われています。
なので、そのまま小型にしたわけではありませんが、ドーベルマンとは遠い親戚と言えますね!
主に陽気で活発な性格であると言われています。
その一方、先述した通り、警戒心が強く勇敢な性格もあわせもっているので初対面の人に吠えたりすることも。
この性格がゆえに吠えまくって迷惑をかけたりし後悔しないためにも「良いことは褒め、ダメなことは無視をして構わない」など基本的なしつけが大切です。
ミニチュアピンシャーしつけ方!5つのコツ

ミニチュアピンシャーは、小型犬種の中でも、勇猛果敢で自分で考えて行動する能力が高く、用心深い性格を持っています。そのため、しっかりとしたしつけが必要です。
- 信頼関係の構築
- コマンドの統一
- 褒めることを意識する
- 甘噛みの防止
- 早めの社会化デビュー
ミニチュアピンシャーは、飼い主に対して誠実な性質を見せてくれますが、飼い主との信頼関係が薄い場合であれば、しつけそのものが難しくなる可能性も。
そのためには、普段からスキンシップや話しかけるなどの信頼関係を築くことが大切です。
犬のしつけには、コマンドを統一することが大切です。
例えば、「おいで」と「こっち」というコマンドがある場合、どちらか一方に統一することで、混乱することを防ぐことができますよ。同様に「座れ」と「シット」も統一しましょう。
家族みんなが同じコマンドを使うことで、犬の習得が定着しやすくなります。
ミニチュアピンシャーは、褒められることが大好きです。そのため、良い行動をした時には、すぐに褒めてあげましょう。
また、褒める際には、優しく声をかけたり、ゆっくり撫でてあげるなど、しっかりと犬とのコミュニケーションを取ることを意識することが大事です。
ミニチュアピンシャーは、子犬の頃に甘噛みをすることがあります。そのため、子犬のうちから、甘噛みをしないように教えることが大切。
甘噛みをするときには、手を引っ込めて、ミニチュアピンシャーに「ダメ」と言うことで、徐々に甘噛みをしないように教えることができます。
個体にもよりますが、根気のいるしつけになる場合が多いので焦らずにやりましょう。
ミニチュアピンシャーは、社交的な性格の持ち主。なので早めに社会化デビューをすることが大切です。
社会化デビューとは、他の犬や人と触れ合うことで、社交的な性格を育てること。社会化デビューは、子犬のうちから始めることができます。
まずは公園デビューから始めましょう。
この他にもしつけにはいろいろありますが、5つ紹介させていただきました。
すぐにできるものとできないものがあるので、できる範囲から始めることが大事ですよ。
しつけは一般的には早い方がいいとされていますが、とにかく自分のペースでコツコツ実行することが大事になります。
- わかってはいるけど・・・結果がでない
- ちゃんと実行しているのに無駄吠えが治らない
- 毎日の部屋の片付けが大変
実際、そんな飼い主さんが多いのは事実。
育犬ノイローゼになってからでは遅いです。
そうならないためにも。
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後悔しないために知っておこう!ミニチュアピンシャーがかかりやすい病気4つとは?

ミニチュアピンシャーだけでなく、動物を飼うことは最期まで見届けるのが飼い主の努めです。飼い主の無知から悲しい結末を迎えてしまうペットも少なくありません。
また、かかりやすい病気を知っておくと、日頃から気にかけたり注意することもできるので、「知らなかった。」と後悔することも少なくなるでしょう。
ミニチュアピンシャーがかかりやすい病気4つ
- 糖尿病
- 進行性網膜委縮
- 骨折
- レッグペルテス
運動量がとても多いミニチュアピンシャーは、同時に食欲も強く、適正な食事量を与えないと簡単に体重が基準値を超えてしまうことも。
人間と同じく、糖尿病は失明や四肢の壊死などの合併症をもたらす恐れもある怖い病気です。
餌の量の管理や、おやつなどの間食のあげすぎに注意をして、日頃から体型の維持に努めることが大切です。
遺伝が原因と言われてる目の病気です。徐々に網膜の細胞が壊れていき、暗闇で物が見えにくくなる「夜盲症」になります。
さらに進行していくと最後には失明までしてしまう病気です。原因不明の遺伝による病気なので予防策はありません。
嗅覚などの他の感覚で明るいところでの行動は問題が見受けられないため気づきにくいかもしれませんが、夕方の散歩で歩かなくなることで飼い主も気づけるタイミングがあるようです。
早期発見のためにも定期的な健康診断を受診しましょう。
細い脚の持ち主で、とても活発な性格であるため、他の犬種よりも走り回ったりすることが多いミニチュアピンシャーは骨折のリスクも高くなります。
身軽であるため、ジャンプしたりや抱っこしているところから飛び降りたりすることも少なくありません。
家の中の段差をなくす工夫をしたり、抱っこはハーネスやリードを持ちながらしっかり持つことが大切です。
遺伝による大腿骨頭の異常が現れるレッグペルテス。
主にオス、そして子犬の頃の発症が多いと言われています。後ろ足を気にしていたり、痛がったりして歩き方に異変が出るの主な症状です。
大腿骨頭が壊死をして重症の場合は、壊死した部分を切除し、人工関節を取り付けることになります。
人間でも知らないところで病気が進行していたなんてことも珍しくありません。
まして、言葉を発せない犬は異変があっても伝えることが出来ません。
発見が遅くなり、後悔をしないためにも、最低1年に1回の細かい健康診断を受けることが様々な病気の早期発見につながります。
まとめ
- ミニチュアピンシャーの飼いにくい点を理解しよう。
- ドーベルマンと似ているけど全く別!だけど、体力は大型犬並み!
- 遺伝により防ぎようがない病気があるが、後悔しないために早期発見に努めよう。
ミニチュアピンシャーは小型犬だけれど、見た目のスタイリッシュさ運動量の多さに「かっこいい!」という印象を受ける人は多いと思います。
もちろん、頭の良さや活発な性格から飼いにくいと後悔を感じてしまう人がいるのも事実です。でも、その特徴や性格がミニチュアピンシャーの良さであり魅力的な部分だと思います。
ミニチュアピンシャーを家族として迎えるのであれば、良いところばかりではなく飼いにくいと思われる点について、自分がどう対応できるか考えることが大切です。
- どうしても愛犬のしつけが思うようにいかない
- 噛みつき、拾い食い、他の犬と仲良くできない
- 思い描いていた理想の愛犬生活と違う
そんな悩みの飼い主さんはやはりイヌバーシティがおすすめになります。
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