犬に添加物!?ソルビン酸カリウムVSトコフェロールどっちが危険!?

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わんこの献立フレッシュ
  • ソルビン酸カリウムって?
  • トコフェロールは?
  • 日本で売られているドッグフードって何種類くらいあると思いますか?

日本で売られているドッグフードは大きく分けてドライフード、ウェットフード、セミモイストフード、療法食の4種類。ざっと200種類以上あるんですよ。

そんなドッグフードにはほとんど添加物が使われています。
その中で今回はソルビン酸カリウムとトコフェロールをピックアップしました。共通点は、両方とも食品添加物として使用されること。

危険度に関してはソルビン酸カリウムが軍配が上がります。

ソルビン酸カリウムは、主に保存料として使用され、食品の鮮度を保つために添加されます。一方、トコフェロールはビタミンEの一種であり、抗酸化剤として食品に添加されることがあります。これらの添加物は、食品の品質を維持するために使用されます。

では一体何が違うのでしょうか?

この記事を最後まで読めばあなたのドッグフードの考え方がきっと変化します。添加物は一切使用しない自然食材や知りたくないことも書いているので、現在与えているドッグフードの成分表を見て怖くなるかもですよ。

添加物のソルビン酸カリウムとトコフェロールどっちが危険?

ソルビン酸カリウムとトコフェロールのどちらが危険かという質問に対して、両方とも適切な使用量を守れば安全であるとされています。

しかしどちらが危険だといえば圧倒的にソルビン酸カリウムの方が犬にとって危険です。

ソルビン酸カリウムが危険な理由
  • 過剰摂取の場合、消化器系や神経系に悪影響を及ぼすことがあるため、注意が必要。
  • アレルギーやアレルギー様症状の原因があり、悪影響を与える可能性。
  • 他の食品添加物と併用すると相乗効果があり、健康への悪影響が増大する可能性。

具体的な症状
  • ソルビン酸カリウムの過剰摂取によって、犬が消化器系のトラブルを起こすケースが報告されています。下痢や嘔吐といった症状が見られることがあります。
  • ソルビン酸カリウムは、アレルギーやアレルギー様症状の原因として知られています。例えば、犬がかゆみや脱毛、皮膚炎などの症状を呈した場合、ソルビン酸カリウムが原因のひとつとして考えられます。
  • ソルビン酸カリウムを他の食品添加物と併用した場合、相乗効果により健康への悪影響が増大することがあります。例えば、亜硝酸ナトリウムとの併用によって、ガンのリスクが上昇する可能性が指摘されています。

このように、ソルビン酸カリウムは犬にとってより危険な添加物であり、過剰摂取や他の食品添加物との併用による健康への悪影響に注意が必要です。トコフェロールに比べて、その毒性やアレルギー性は高く、安全性を考慮する際にはソルビン酸カリウムの使用量や組み合わせに気を付ける必要があります。

ただソルビン酸カリウムとトコフェロールも、食品添加物として安全性が確認されている物質です。どちらも適正な量で使用されれば、ヒトや動物に危険性はありません。

しかし、過剰に摂取すると、副作用やアレルギー反応が起こる可能性があります。特にソルビン酸カリウムは、犬の消化器系に影響を与えることがありますので、注意が必要です。

もともと胃腸が弱かったり、老犬だと特に気になりますよね。

ソルビン酸カリウムやトコフェロールが含まれる食品は、以下のようなものがあります。

食品ソルビン酸カリウムトコフェロール
練り物×
ハム・ソーセージ×
漬物×
ワイン×
チーズ×
ジャム×
マーガリン×
サラダ油×
ドレッシング×
ケーキ・クッキー×


ドッグフード以外にもいろんな食べ物に使われているのがわかります。

どうして犬に添加物が危険なのか!?

犬にとって添加物は、必要以上に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、注意が必要です。特に、発がん性やアレルギーのリスクがある添加物や、犬の消化器系に負担をかける添加物は避けるべきです。


添加物が危険だと言われる理由や根拠
  • 発がん性やアレルギーのリスクがある添加物
  • BHAやBHTなどの人工酸化防止剤は、石油を保存するために開発されたもので、膀胱がんや甲状腺がんなどを引き起こす可能性。
  • エチキシキンやプロピルギャラートなどの合成酸化防止剤は、肝臓や腎臓に障害を与えたり、免疫系に影響を与えたりする可能性があります。
  • ソルビン酸カリウムなどの保存料は、アレルギー反応や消化不良を引き起こす可能性。
  • 犬の消化器系に負担をかける添加物
  • ねぎ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドやジプロピルジスルフィドは、犬の赤血球を破壊する働きがあり、溶血性貧血や血尿などの中毒症状を引き起こします。
  • チョコレートに含まれるテオブロミンは、犬の神経系や心臓に刺激を与え、けいれんや不整脈などの中毒症状を引き起こします。
  • 塩分や砂糖などの調味料は、犬の水分代謝や血糖値に影響を与え、脱水や肥満などのリスクを高めます。


発がん性やアレルギーのリスクがある添加物や、犬の消化器系に負担をかける添加物が含まれる食品は、以下のようなものがあります。

食品添加物
ドッグフードBHA, BHT, エチキシキン, プロピルギャラート, ソルビン酸カリウム
ハンバーグねぎ類, ソルビン酸カリウム
チョコレートテオブロミン
ポテトチップス塩分

これらの食品を犬に与えると、上記のような健康被害を引き起こす可能性があります。

チョコレートは私も知っていましたが、ハンバーグの中のねぎ類は盲点でした。


添加物は、必要以上に摂取すると健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、注意が必要ですね。特に、発がん性やアレルギーのリスクがある添加物や、犬の消化器系に負担をかける添加物は避けるべきです。

愛犬に与えるドッグフードやおやつは、添加物の種類や量を確認して、安全で高品質なものを選ぶようにしましょう。愛犬の健康と幸せのために、添加物について知っておくことは大切だと感じました。

ソルビン酸カリウムとは?

ソルビン酸カリウムは、食品添加物として広く使用されている保存料です。酸化防止剤や防腐剤として、食品の腐敗を防ぐ効果があります。ソルビン酸カリウムは、天然にはナナカマドやリンゴに含まれています。

ナナカマドは、日本、樺太、朝鮮半島原産の、バラ科ナナカマド属の落葉広葉樹です。果実には毒性のあるシアン化合物が含まれているため、大量に摂取することはお勧めできません。ナナカマドの実は寒さによって凍ることにより毒が抜け苦味がなくなり果樹酒、ジャム、炭などに使われます。

ソルビン酸カリウムの毒性と危険性

ソルビン酸カリウムは、人間や動物に対して低い毒性を持つとされています。日本では、食品衛生法に基づいて、食品に添加する場合の給与上限量が定められています。犬に対しても、一般的なドッグフードやジャーキーなどに含まれる量では、健康に影響を与えることはないと考えられています。

過剰摂取には以下の危険性があります。

  • かゆみ
  • 嘔吐
  • 下痢
  • 発熱

亜硝酸(あしょうさん)ナトリウムとの同時摂取の危険性

亜硝酸ナトリウムとソルビン酸カリウムを同時に摂取すると、発がん性のあるニトロソ化合物が生成される可能性があります。ニトロソ化合物は、胃や食道などの消化器系の癌の原因となります。

亜硝酸ナトリウムは、ハムやソーセージなどの加工肉に使われる着色剤や防腐剤です。犬に与える際には、亜硝酸ナトリウムとソルビン酸カリウムが同時に含まれていないか確認する必要があります。

ソルビン酸カリウムの給与上限量

ソルビン酸もソルビン酸カリウムもEU内では保存料としての使用が認可された食品添加物ですが、食品には上限値や最大限度など成分基準がが細かく設定されています。しかしペットフード安全法にはソルビン酸やソルビン酸カリウムの上限値は設定されていません。

ソルビン酸カリウムが使われる犬用食品

ソルビン酸カリウムは、以下の犬用食品に使用されています。

  • ウェットフード
  • ドライフード
  • 缶詰
  • ジャーキー
  • おやつ
  • 歯磨き粉
  • シャンプー

*ソルビン酸カリウムは、「保存料」として表示されることもありますが、「ソルビン酸K」として表示されることもあります。

「ソルビン酸」と「ソルビン酸カリウム」の違い

「ソルビン酸」と「ソルビン酸カリウム」は似たようなものです。両方とも細菌やカビの発生・増殖を抑制する働きがあります。ただし、「ソルビン酸」は水に溶けにくいため、「ソルビン酸カリウム」がよく使われます。また、「ソルビン酸」は保湿保持効果が高く難溶性で、「ソルビン酸カリウム」は保湿保持効果が中程度・水溶性で、食品や化粧品、ペットフード等、あらゆる分野で使用されています。

トコフェロールとは?

トコフェロールとは、ビタミンEの総称。ビタミンEには、アルファ、ベータ、ガンマ、デルタの4種類の化学構造があります。これらのビタミンEは、酸化防止剤として食品やペットフードに添加されることがあります。

トコフェロール ミックストコフェロール 違い

トコフェロールは、ビタミンEの一種類を指す場合と、ビタミンEの総称として使われる場合があります。ミックストコフェロールは、ビタミンEの4種類の混合物を指します。天然の食品から精製すると、このような混合物になります。

トコフェロールが犬に与える影響や危険性

トコフェロールは、犬にとって必須な栄養素です。トコフェロールは、細胞膜や血管壁などの脂質を酸化から守り、免疫力や血液循環を改善する働きがあります。また、皮膚や毛の健康にも重要です。

トコフェロールの過剰摂取は、一般的には無害ですが、稀に下痢や嘔吐などの消化器系の不調を引き起こすことがあります。また、抗凝固剤などの薬と併用する場合は、出血傾向が高まる可能性があるので注意が必要です。

ミックストコフェロールとローズマリー抽出物は?

ミックストコフェロールとローズマリー抽出物は、天然由来の酸化防止剤です。これらの成分は、ドッグフードに含まれる油脂や脂肪酸が酸化して劣化するのを防ぎます。酸化した油脂や脂肪酸は、犬の健康に悪影響を及ぼすことがあります。

ローズマリーエキス

ローズマリーエキスは、シソ科マンネンロウ属のハーブであるローズマリーから抽出された成分。カルノシン酸、カルノソール、ロズマリン酸などの抗酸化物質を含みます。

ローズマリーエキスは、日本では食品添加物として認可されておらず、自然由来の成分として扱われています。添加物は一切使用しない自然食材とも言えます。しかし、JECFAやEFSAは、ローズマリーエキスの安全性を確認しており、犬に対しても無害であると考えられます 。

JECFAとは、国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が共同で運営する国際的な科学的専門家委員会のことです。1956年から開催されており、食品添加物、汚染物質、天然に存在する毒素、食品中の獣医用医薬品残留物の安全性を評価しています。JECFAは、FAO、WHO、両機関の加盟国、およびコーデックス委員会(CAC)に対して、リスク評価を行い、助言を提供する独立した科学的専門家委員会として機能しています。JECFAは、これまでに2,500種以上の食品添加物、約40種の汚染物質や天然に存在する毒素、約90種の獣医用医薬品残留物を評価してきました。

EFSAとは、欧州連合(EU)の機関で、食品連鎖に関連する既存および新興のリスクについて、独立した科学的助言を提供する、食品安全機関。EFSAの業務は、食品および飼料の安全性に直接または間接的に影響するすべての事項をカバーしており、動物の健康と福祉、植物保護と植物の健康、栄養などが含まれます。EFSAは、既存および新興の食品リスクに関する助言を発行しています。この助言は、欧州の法律、規則、政策立案に反映され、食品連鎖におけるリスクから消費者を保護するのに役立ちます。

ドッグフードに添加物は何のために入っているの?

ドッグフードには、犬の健康を維持するために必要な栄養素だけでなく、添加物も含まれています。添加物には、以下のような役割があります。

添加物の役割

  • 栄養を補うため
  • 加工のため
  • 風味や色味をつけるため
  • 腐らせないため

それぞれの添加物について、詳しく見ていきましょう。

栄養を補うため

ドッグフードの原材料は、肉や野菜や魚など天然のものですが、質にバラつきがあったり、必要な栄養素の基準値を満たさなかったりすることもあります。

そのような場合に、栄養価を高め、ドッグフードの中の栄養価を一定にするために使用されるのが、各種栄養添加物。例えば、ビタミンやミネラル、アミノ酸などがこれに当たります。

これらの添加物は、犬の成長や免疫力や皮膚や毛艶などに必要なものであり、安全性も確認されています。

加工のため

ドッグフードを製造するときの加工の段階で、添加物を使用することがあります。水と油を混ぜるときに使う乳化剤や、ウェットフードの水分を維持するために使う保湿剤などがそれに当てはまります。

また、ドライフードを粒の形にするときに、つなぎとして使うのが粘着安定剤。これらの添加物は、ドッグフードの形状や食感や品質を保つために必要なものであり、安全性も確認されています。

風味や色味をつけるため

ドッグフードには、犬が食べやすくするために、風味や色味をつける添加物も使用されます。例えば、香料や着色料。

香料は、ドッグフードの臭いを良くしたり、食欲を増進させたりする効果があります。着色料は、ドッグフードの見た目を良くしたり、原材料の色むらを調整したりする効果があります。

これらの添加物は、犬の好みや飼い主さんの目に合わせて使用されるものであり、安全性も確認されています。

腐らせないため

ドッグフードには、腐敗や劣化したドッグフードを与えてペットが健康を害することを防ぐため、ドッグフードの状態を一定に保つ目的で使用されている添加物もあります。

例えば、酸化防止剤や保存料。酸化防止剤は、ドッグフードの油脂が酸化して劣化するのを防ぎ、保存料は、ドッグフードに微生物が繁殖して腐敗するのを防ぎます。これらの添加物は、ドッグフードの品質や安全性を保つために必要なものであり、安全性も確認されています。

以上のように、ドッグフードに添加物が入っているのは、犬の健康や食いつきや品質を保つために必要なものです。添加物にはそれぞれ役割があり、安全性も確認されています。

しかし、添加物の種類や量によっては、犬にアレルギーや消化不良などの副作用を引き起こす可能性も。そのため、飼い主さんは、ドッグフードの成分表をよく見て、添加物の種類や量を確認し、犬の体調や好みに合わせて適切なドッグフードを選ぶことが大切です。

合成添加物と天然由来の添加物

合成添加物と天然由来の添加物は、ドッグフードなどの製品に含まれる成分の種類に違いがあります。合成添加物は人工的に作られた化学物質であり、一方の天然由来の添加物は自然の成分から抽出されるものです。

合成(人工)添加物とは?

合成添加物とは、人間が人工的に作り出した物質です。食品添加物として使われる場合、食品の保存、品質保持、風味や色の調整、栄養価の向上などの目的で使用されます。合成添加物には、保存料、着色料、香料、酸化防止剤、甘味料、膨張剤など。

天然由来の添加物とは?

天然由来の添加物とは、自然界に存在する物質を加工して作った物質です。食品添加物として使われる場合、食品の保存、品質保持、風味や色の調整、栄養価の向上などの目的で使用されます。天然由来の添加物には、果汁、野菜、ハーブ、スパイス、乳製品、卵などから抽出された物質があります。

合成(人工)添加物と天然由来の添加物の実情

合成添加物の一例として、合成着色料や合成香料が挙げられます。これらは食品の見た目や味わいを変えるために使用されますが、過剰な摂取は犬の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

一方、天然由来の添加物としてビタミンEがあります。これは抗酸化作用を持ち、食品の鮮度を保つために使用されることがあります。

合成添加物天然由来の添加物
自然界に存在しない化学合成物質や、自然界に存在する成分をまねて化学合成したもの植物や海藻、細菌、鉱物などから特定の成分を抽出したもの
食品衛生法に基づき、厚生労働大臣が安全性を評価し、使用基準を定める長年使用されてきたものが多く、安全性が高いとされる
一部には発がん性やアレルギーなどの問題が指摘されているものもある天然由来であっても過剰摂取や個人差によって副作用が起こる可能性もある

ドッグフードにおいても、酸化防止剤としてBHAやBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)などの化学的に合成されたものだけでなく、ローズマリー抽出物や緑茶抽出物などの天然由来のものも使用されています。

ドッグフードの金額にもよりますが、やはり愛犬をいつまでも健康にするためには知っておくべき知識ではないでしょうか。

ペットフード安全法と使用制限がある添加物とは

ペットフード安全法は、ペットフードに含まれる添加物の使用に制限を設けており、愛犬の健康を守るための規定が存在します。この法律はペットの食品の安全性を確保するために重要な役割を果たしています。

ペットフード安全法

ペットフード安全法とは、犬や猫用のペットフードの安全性を確保するために、平成21年6月1日から施行された法律です。この法律では、ペットフードの表示、成分規格、製造方法などについて規定しており、違反した場合には罰則があります。

ペットフード安全法 罰則

ペットフード安全法に違反した場合、以下のような罰則があります。

  • ペットフードの表示に関する規定に違反した場合:1年以下の懲役又は100万円以下の罰金
  • ペットフードの成分規格や製造方法に関する規定に違反した場合:2年以下の懲役又は200万円以下の罰金
  • ペットフードの回収や廃棄などに関する命令に従わなかった場合:6ヶ月以下の懲役又は50万円以下の罰金


知るべき!使用制限がある添加物とは?

添加物とは、ペットフードの製造や保存の目的で使用する物質のことです。添加物には、保存料や着色料、香料など様々。添加物には、ペットの健康に影響を与える可能性があるものもあります。

そのため、ペットフード安全法では、使用上の注意が必要な添加物について、科学的知見に基づき上限値が定められています。また、特定のペットに弊害があることが分かっている添加物や抗生物質などの薬剤は使用できません。

使用制限がある添加物の一例を以下に示します。

添加物上限値対象
エトキシキン150ppm犬・猫
BHA200ppm犬・猫
BHT200ppm犬・猫
亜硝酸ナトリウム10ppm犬・猫
プロピレングリコール使用禁止

ペットフードに使用される添加物について、注意すべき点

ペットフードに使用される添加物は、すべて安全であるとは限らない
ペットフードに使用される添加物の種類や使用量をよく確認する
ペットフードに使用される添加物について、不明な点があれば、獣医師などに相談する

ドッグフードに含まれる使用制限の添加物の副作用とは

ドッグフードに含まれる使用制限の添加物には、エトキシキン、BHA、BHT、亜硫酸ナトリウムなどがあり、これらの添加物は一部の犬に対して副作用を引き起こす可能性があることが示唆されています。過剰な摂取や長期間の摂取が健康への影響をもたらすことがあります。

エトキシキン

エトキシキンは酸化防止剤としてドッグフードに使用されますが、発癌性や肝臓障害のリスクがあるとされる危険な添加物です。日本ではペットフード安全法で使用量が制限されていますが、欧米では使用禁止となっています。

エトキシキンは合成化学物質であり、動物実験では白血病や肝臓腫瘍などの発癌性が示されています。また、肝臓に蓄積されることで肝機能障害や免疫低下などの健康被害を引き起こす可能性があります。

エトキシキンは元々ゴムや農薬などの酸化防止剤として開発されたものであり、食品への使用は認められていませんでした。しかし、ドッグフードには長期保存が必要なため、エトキシキンが添加されるようになりました。しかし、欧米ではエトキシキンの危険性が指摘され、使用禁止に。日本ではペットフード安全法で使用量が制限されていますが、それでも安全性に疑問が残りますね。

BHAとBHT

BHAとBHTは酸化防止剤としてドッグフードに使用されますが、発癌性や内分泌攪乱作用のリスクがあるとされる危険な添加物です。日本ではペットフード安全法で使用量が制限されていますが、欧州連合では使用禁止となっています。

BHAとBHTは、両方とも抗酸化剤として食品に使用される防腐剤です。BHAはブチルヒドロキシアニソールの略称であり、酸化防止剤として食品添加物、化粧品、医療品にも使われています。一方、BHTはブチルヒドロキシトルエンの略称であり、食品添加物や化粧品にも使用される抗酸化剤です。

また、両者の用途にも若干の違いがあります。

  • BHAは主に脂肪が酸敗するのを防ぐために使用
  • BHTは食品のにおい、色、風味を保つために使用

BHAとBHTは、ペットフード安全法によって科学的に定められた基準にそって使用されているものであれば安全性が確保されていると考えられます。ただし、愛犬に与えるフードやおやつについてはできるだけ使いたくないのが本音じゃないでしょうか。

亜硫酸(ありゅうさん)ナトリウム

亜硫酸ナトリウムは、食品やドッグフードの中で防腐剤として使われることがあります。これは食品が傷むことを防ぐための成分で、主に細菌や酵母、かびの成長を抑える効果があります。犬の健康について考えると、亜硫酸ナトリウムの使用にはいくつかの側面があります。

アレルギーや喘息(ぜんそく)の原因になるとされる危険な添加物です。日本ではペットフード安全法で使用量が制限されています。

亜硫酸ナトリウムは、毒性が強く、食肉に含まれるアミンという物質と結びついて、ニトロソアミン類という発がん性物質に変化することによって、摂取し続けると、がんになる可能性が高まると懸念されている。

亜硫酸ナトリウムは発色剤や保存料として、ウェットフードやセミモイストタイプのフード、ジャーキーや歯磨きガムなどの水分量のあるフード類に添加される。亜硫酸ナトリウムを使う理由は、フードの色や味を良くし、長期保存できるようにするためです。

しかし、亜硫酸ナトリウムには発がん性やアレルギーのリスクがあり、ペットフード安全法で使用量が制限されています。亜硫酸ナトリウムは体内に蓄積しやすく、肝臓や腎臓に負担をかけることがあります。

生産者の立場から言えば、亜硫酸ナトリウムを使うことでコストや品質を保つことができますが、消費者の健康意識の高まりや安全性への不安から、無添加や自然由来の添加物を使用したフードに需要が高まっています。

こういうのを知ってしまうと怖いですよね。成分表はやっぱり確認しましょう。

まとめ

  • ソルビン酸カリウムの過剰摂取には要注意
  • 亜硝酸ナトリウムとソルビン酸カリウムのセットは特に要注意
  • トコフェロールはビタミンEなので問題なし
  • 成分表で添加物の確認をする癖をつけよう
  • 合成添加物をできだけ天然由来の添加物に
  • ペットフード安全法があってもやっぱり最後は飼い主次第
  • 日本の使用制限は世界と比べると甘い

ドッグフードに含まれる添加物は、長期保存や品質維持のために必要なものかもしれませんが、それが愛犬の体に悪影響を及ぼす可能性があるとしたら、避けたいのが本音でよね。

なので無添加や自然由来の添加物を使用したフードに興味が湧きました。また、ドッグフードだけでなく、おやつやサプリメントなども成分表を見て選ぶべきだと。

そのため、ドッグフードを購入する際には、原材料表示をよく確認し、添加物が少ないものを優先して選ぶようにしましょう。また、無添加や自然由来の添加物を使用したフードは、安心して愛犬に与えることができるので、優先すべきだと感じました。

今回はかなり長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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