犬の怒りの表現というと、どんなものが思いつきますか?
唸り声をあげる、歯を見せて怖い顔をするというのが多いです。
では反対に、喜びの表現はどうでしょうか。
しっぽを振って表情もぱぁーっと明るくなります。
ほとんどの犬がこのような喜びの表現をしますが、中には少し変わった喜び方もあります。
それが、ガルガルと唸り声あげる喜び方です。
唸るというと、怒りのイメージが強いかと思います。しかし、怒っていないのにガルガルと鳴く場合があるのです。
主に喜びの気持ちを表しているときにガルガルするのですが、なんとも不思議ですよね。
私も犬を飼っていますが、マッサージで気持ちが良いときに唸り声をあげることがありますよ。
表情はとても気持ちよさそうにしているのですが、鳴き声のギャップに笑ってしまいます。
今回は、犬のガルガルに隠された喜びについてご紹介します。
あなたの犬も、実は怒っていないのかもしれませんよ。
犬の怒っているサインを徹底分析!ガルガル以外にこんな特徴が
まずは犬の怒りの表現をおさらいしましょう。
表情や鳴き声の特徴を解説します。
怒っているときにみられるサインはこちら。
- 低い声でガルガルと唸る
- 歯をむき出しにしている
- 鼻の上にしわが寄っている
- しっぽがピンと立っている
- 体が震える
- 毛が逆立つ
唸り声をあげる、鼻の上にしわが寄る、歯をむき出しにするのはよく知られているはずです。
しっぽはピンと立つ以外にも、左右に振ることもあります。これは興奮状態を表していて、怒りのレベルが強い状態だといえます。
怒りのサインとして、あまり聞かないのは体の震えや毛の逆立ちでしょうか。
怒っている、もしくは警戒しているときに体の震えや毛の逆立ちが見られることがあります。
毛の逆立ちは猫のイメージが強いですが、実は犬でも起こります。毛が短い犬種ですとよくわかりますよ。
そして「怒りに震える」という表現の通り、怒っているときに震えることがあります。
まるで人間のようですね。
私が飼っている犬は、それはもう分かりやすいほど顔に出すので面白いです。爪切りなど苦手なことをされるときにしわを寄せて耐えています。
あなたの犬の怒っているサインに当てはまるものはありましたか?
ただ普段からガルガルと興奮ぎみだとか、警戒心が強い場合はしつけが問題なのかもしれません。
違和感があれば早めの対処が必要になります。
一人で解決できれば問題ないのですが、どうにもならないときは経験と実績のある教材で学ぶのも候補に上げるのもいいかもしれません。
そんなときは
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ガルガルは喜びの感情!犬がみせる癖の強い喜び表現
反対に、喜びの唸り声はこんなシーンでみられることが多いです。
- おもちゃなどで遊んでいるとき
- エサやおやつをもらえるとき
- 撫でられているとき
- 触られて気持ちがいいとき
怒っていないのに唸る場合は、喜びや楽しい、嬉しいという感情を表しています。
喜びのガルガルも感情表現として決して間違ってはいませんよ。
怒っていないのにどうして?と疑問に感じる人もいるかもしれませんが、喜びの唸りは興奮からきています。
怒っていない唸り声は、喜びが爆発して興奮状態になった結果なのです。
普段から興奮しやすい性格ですと、喜びからガルガルしやすいですよ。
怒っていないのか分かりにくいときは、表情を見てみましょう。
喜びのときは、柔らかい明るい表情をしていますよ。
私の犬も撫でているときにガルガルしますが、その表情はなんとも心地よさそうにしています。
怒っていないことが表情からよくわかりますよ。
怒っていないガルガルもほどほどに!行き過ぎるとこんなトラブルも
怒っていない喜びの唸り声は、興奮状態になっています。
特に、チワワやフレンチブルドッグのような鼻が短い短頭種(たんとうしゅ)は、体内に熱がこもりやすいです。
夏の暑い時期などは、興奮が引き金となり熱中症に陥ることも。
私はチワワを飼っているので、熱中症については獣医さんからも注意喚起をされたことがあります。
遊びの最中に喜びからガルガルしやすい犬は、一度落ち着かせる時間も設けてあげるとよいです。
興奮しだしたら一旦遊びを止めて、落ち着きを取り戻したら遊びを再開しましょう。
犬種や元々の性格で興奮しやすい犬もいます。状況に合わせて怒っていない場合の唸り声を上手にコントロールできるとよいですね。
まとめ
- 犬が怒っているときにみせるサインをおさらい
- 怒っていない喜びからくるガルガルをシーンごとにご紹介
- ガルガルも行き過ぎると危険が潜んでいる
犬が怒っていないときの、喜びからくるガルガルについてご紹介してきました。
怒っていないのに唸るなんて、感情表現が豊かで愛嬌がありますよね。
怒りか喜びかを見極めるには犬の表情に注目ですよ。
犬の気持ちをより理解することができます。
ただ、ガルガルで興奮させすぎるのには注意してくださいね。
また明らかに怒っている場合は、今回をきっかけにしつけと愛犬とのコミュニケーションの見直しが必要なもかもしれません。
- どうしても愛犬のしつけが思うようにいかない
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